マイナンバーの対策、管理ならマイナンバー推進協議会

一般

マイナンバー個人番号カードの使い方

マイナンバー通知カード

マイナンバー制度が平成28年からはじまると、「個人番号カード」の交付もはじまります。マイナンバー開始以降はさまざまな手続きに変化が起こりますが、個人のレベルでまず最初に訪れる変化が、この個人番号カードの存在だといえるでしょう。

個人番号カードは、その名のとおりマイナンバーが記載されていますが、ただ番号が書かれているだけではなく、さまざまな用途が考えられています。

ここでは、マイナンバー個人番号カードについて、その特徴や使い方を解説いたします。

ツールダウンロード

1. 個人番号カードとは

個人番号カードとは、簡単にいえば、マイナンバーが記載された身分証明書のことです。今までは複数の本人確認書類を必要とするケースもありましたが、今後は原則的にこれ1枚あれば、さまざまなシーンで身分証明に使用することができます。

個人番号カードに記載される内容

個人番号カードには、表面に氏名・住所・生年月日・性別・顔写真が掲載され、裏面にマイナンバーが記載されます。ICチップつきのカードになりますので、さまざまな情報を記録することができます。

個人番号カードと通知カードの違い

マイナンバーが記載されるカードには、個人番号カードのほかに「通知カード」というものもあります。この2つを混同しないように気をつけましょう。

マイナンバー開始より一足早く、平成27年10月にすべての国民にマイナンバーが通知されます。このときに届けられるのが「通知カード」です。通知カードには、氏名・住所・生年月日・性別と番号しか書かれていません。顔写真つきではないため、身分証明書としては不十分です。

個人番号カードは申請制

個人番号カードは全員に交付されるわけではありません。通知カードと一緒に申請書が届けられますので、それを各市区町村に届け出ることで交付を受けることができます。交付は手数料無料で、平成28年1月以降が予定されています。

受け取る際は、役所の窓口へ行って通知カードと引き換える形になります。

 

2. 個人番号カードの使い道

前の項で解説したように、個人番号カードは全員の手元に届くものではありません。絶対に必要なカードではないため、交付申請をするかどうか迷ってしまうという人もいるでしょう。

そこで、個人番号カードの具体的な使い道をご紹介します。

オールインワンの身分証明書

まずは、なんといっても身分証明書としての使い道です。一般的な本人確認のために必要となる個人情報はすべて入っていますから、これ1枚あれば身分証明に困ることはないでしょう。

公的な手続きから民間サービスへの会員登録まで、さまざまなシーンに活用することができます。

各種電子申請手続きへの利用

個人番号カードにはICチップが搭載されていますので、公的サービスの電子申請にも用いることができます。たとえば、e-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用するためには従来だと申請の手間がかかりましたが、個人番号カードを利用すれば申請が簡単になることが期待されます。

そのほか、自治体によっては図書館の利用や印鑑登録などを簡略化することも検討されています。

 

3. 住基カードとの関係について

個人の身分を証明するシステムとしては、これまでにも住民基本台帳制度がありました。現在、住基カードを身分証明書として利用している人も少なくないことでしょう。

しかし、マイナンバーは住民基本台帳の上位互換のような位置づけの制度ですから、今後の個人情報の管理は順次マイナンバーへ移行していきます。

それではマイナンバー制度がはじまったら住基カードの扱いはどのようになるのでしょうか?

住基カードは有効期限まで使用可能

マイナンバーがはじまっても、現在交付されている住基カードはそのまま利用することができます。ただし、マイナンバー開始以降は住基カードの新規発行をしない予定となっています。そのため、「有効期限が切れるまでは使える」という認識でいましょう。それ以降は個人番号カードへの移行が必要です。

どちらか一方しか所有できない

個人番号カードと住基カードを両方もつことはできません。たとえ有効期限内だったとしても、個人番号カードの交付を希望する場合には住基カードを返却しなければなりません。各市区町村の役所の窓口で個人番号カードを受け取る際に、通知カードと一緒に返却します。

 

まとめ

マイナンバー導入による最も身近な変化が、個人番号カードの存在です。非常な便利な身分証明書となりますので、上手に活用するようにしましょう。個人番号カードによって行政のサービスもさらに効率的になるはずです。

一方で、プライバシー保護の問題から交付をためらう人もいるかもしれません。たしかに個人番号カードにはリスクもありますので、よく考えた上で慎重にカードを作るかどうか考えるとよいでしょう。

個人番号カードを申請するのに期限は設けられていませんので、制度がスタートして実際にどのように活用されているのかを確認してから交付してもらうようにするのもよいかもしれません。

マイナンバーステーション

関連記事

マイナポータルを見る女性
マイナンバー確認システム、マイナポータルとはなにか?

マイナンバー制度について深く知るためには、マイナポータルについて知ってく必要があ …

マイナンバーの行政対応
マイナンバーの行政の対応と今後の動向~マイナンバーに触れてみてわかったこと~【社労士コラム】

1.行政の対応 まず、企業が「いの一番」にマイナンバーを使用し、提出する先がハロ …

マイナンバーの温度差
「マイナンバー」に対しての温度差【社労士コラム】

平成28年1月より、いよいよマイナンバーの利用が開始されました。しかし、様々な場 …

マイナンバーの数字
最初に知っておくべきマイナンバー基本事項

マイナンバー制度について、どこまでご存知ですか? 導入までいよいよ1年を切ったマ …

名称未設定-1
「マイナンバー」のその後【社労士コラム】

1.「マイナンバー 責任あいまい」 上記の様な見出しが平成28年6月4日付の日本 …

マイナンバーと預金の関係
マイナンバーと預金情報の連動について

マイナンバー制度は平成28年1月よりはじまることが決定していますが、その適用範囲 …

確定申告書
マイナンバーが必要な税金に関わる手続き

マイナンバー制度の開始が目前に迫っていますが、マイナンバーがどのような分野で利用 …

マイナンバーのスケジュール
マイナンバー制度はいつから始まる?開始時期と今後のスケジュールについて

近頃、テレビ・新聞・インターネットなどでマイナンバーについての話題を目にする機会 …

マイナンバーと健康保険証
マイナンバーと健康保険証の関係【社労士コラム】

今後マイナンバーのインフラが進むと、様々なものと連携していくと政府は示しています …

メリットを書く鉛筆
マイナンバー導入のメリット・デメリット

いよいよ平成28年1月から、マイナンバー制度がスタートします。最近ではニュースや …